「俺のした苦労をしないと成長できない」系を言う人は、自分大好き人間
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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。
あなたの周りにも、結構いるんじゃないですか?
自分が知ってることや、スキルを
シェアしたがらない人。
これがまた、いじわるでもなんでもなく、
悪気がないから難しい問題なんですよね。
全体を見るか、自分だけを見るか
「俺と同じ苦労をするべきだ」というより、「俺がした苦労は、次の世代はしないで済むように」としたほうが、世の中全体にとっていい気がするんですよねえ。
— けんすう (@kensuu) 2016, 1月 25
どの世代も、確実に、前の世代よりも同じ苦労をしないで済むようになっているからこそ人類は進化しているわけで、その量は多いほうがいいんじゃないかしら。
— けんすう (@kensuu) 2016, 1月 25
「俺のした苦労をしないと、成長できない」というのは基本的には怠慢じゃないかなあと。成長に必要なものを、習得しやすい教育プログラムとかにして教えたほうが効率いいわけで、同じ苦労かけさせるのは社会的な損失。
— けんすう (@kensuu) 2016, 1月 25
言いたいことは、ここにまとまってます。
ぼくも、今までこういうタイプの人を
見てきましたが、そこに共通してるのは
視野が狭いな、てこと。
自分が評価されることしか見てないのか
全体(会社や世の中)を見ているかの違い。
前者は、自分大好き人間なんです。
そりゃあ、自分の価値を見いだせず、
自殺しちゃったりする現実を見ると、
自己愛あふれる人は素晴らしいよ。
でも、世の中を見ても、歴史的に見ても
こういうタイプの人間が何か大きなことを
成し遂げられたかというと、Noだと思う。
毒キノコを見分けられるようになったのはなぜか?
毒キノコの特徴を後世に伝えることができたのって、
自分さえよければいい人間だったら、ありえないことだ。
食べたら死んでしまうから、
肝心の食べた人は、後世に伝えることができない。
インターネットなんてないし、紙として
残すことだって簡単じゃなかったと思う。
こうして、先人の苦労や失敗の経験と記録により、
現代人は毒キノコを見分ける術がわかり、
同じように被害に合う人はほぼいない。
これは全てのことに当てはまる。
前の世代よりも同じ苦労をしなくてよくなっていけば
いくほど、世の中のためになる。
最後に
こういうものを牽引してきたのは、
最近の若者は楽ばかりして系の
思考をする人では断じてない。
なんでこんな無駄なことがあるのか?
こうしたほうがいいんじゃないか?
と考えて、それをコツコツ続けてきた人。
自分がしてきた苦労をショートカットしているのを
見ると、自分の苦労が否定されるように
感じてしまうんだろうけど、誰かの苦労や失敗が
ない限り、それをショートカットする術も
見つからないから、気にしなくていいと思う。
毒キノコは誰かが食べてみないと毒キノコだと
わからなかったのと同じように。
さて、それでは今回はこのへんでー!
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★逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
another lifeさんからの取材記事
★高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
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