日本にも、ようやく “本物” のクラウドファンディングがやってきた!
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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。
これ本当にすごくいいニュース!
クラウドファンディングのCAMPFIREが手数料を20%から5%に大幅引き下げ「小さな声も拾い上げられる場所に」
本来書く予定だった内容を変え、
今日はクラウドファンディングについて。
民間企業がクラウドファンディングをやる謎
ぼくは2014年の11月~2015年の1月頭までの期間に
Makuake にてクラウドファンディングをやりました。
結果は、当時の記録ですが、教育カテゴリーにおいて、
支援金額、支援者数、達成率すべてでNo.1となることができました。
やった感想を素直にいうと、手数料20%ってとんでもなく痛いんです。
仮に50万集まったら、10万円持って行かれるわけです。
でも、プラットフォームを運用しているのが
民間企業なので、それぐらい取られてしまう。
これが、たとえば大きな企業の1部署としての
取り組みならば、他の事業で売上をたて、
クラウドファンディング事業はボランティア重視で
できるでしょうが、そうなってはいない。
これによりどんな問題が起きるかというと、
人気のあるプロジェクト(手数料が増える)が
優遇されやすくなるということ。
そりゃあ、30万と300万のプロジェクトでは、
後者のほうが手数料が圧倒的に高い。
だから、後者は熱心にプロモーションされる傾向にある。
これは、達成率が200%(すでに目標金額の2倍以上集まってる)
とか超えていても関係ない。
そういうプロジェクトは、トップページに掲載され、
プラットフォーム側も熱心にプロモーションする。
利益をあげる必要があり、そこが手数料に依存するならば、
お金が集まるプロジェクトは優遇されますよね、ていう
単純なお話。
クラウドファンディングの本来の目的とは?
家入さんも言っているけど、
例えば家から出られない人、気が弱い人。そんな小さな声だって拾い上げられるの場所こそがインターネット。
本質は、ここなんですよ。
金やコネ、学歴とかがない。
だけど想いはある。
誰がやるかではなく、何をやるかで評価され、
それを実現させるのに必要なお金を集める
というのがクラウドファンディングだ。
ここで重要になるのが、プロモーション。
やろうとしていることを一人でも多くの人に
知ってもらうことで、共感してくれる人も増える。
ここでも、手数料ビジネスのため、
プラットフォーマーのプロモーション熱が
プロジェクトによって全然違う問題が出てくる。
人によるし、プラットフォーマーにも
よるんだろうが、やったぼく自身が感じたし、
他のクラウドファンディングを見てても感じたことだ。
もちろん、プラットフォーマー側に
プロモーションを丸投げすることを正としているわけではない。
お金が集まったその後、
作りたいものやサービスを広げていくうえで、
個人でプロモーションする力は大事だからだ。
ちなみに、ぼくの場合、ほとんどひとりで
プロモーションしました。
なので、正直いうと、手数料20%は正直高いと感じた。
米国では、クラウドファンディングの手数料は一桁が当たり前。
民間企業がやっていることにより、利益をあげるため、
手数料によるビジネスモデルをやるならば、
結果として小さな声は拾い上げられにくくなる。
だから、クラウドファンディングは民間企業ではなく、
NPOがやったほうがいいんじゃないか?というのが
現時点のぼくの結論。
最後に
だから、今回、キャンプファイヤーが
手数料を5%にしたのは、本当にすごいこと。
ぼくは、タイミングがきたら、2回目の
クラウドファンディングを考えているんだけど、
キャンプファイヤーでやることにした。
この動きを他社も追随してくれたらいいんだけどなぁ。
さて、それでは今回はこのへんでー!
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★逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
another lifeさんからの取材記事
★高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
STORYSに自伝書きました