本屋がつぶれていくのは当たり前だなと思った話
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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。
書店がばんばん潰れていますね。。
今回は、久々に書店に行って感じたことを書いてみます。
機会損失への問題意識
先日、渋谷へ出かけた日、
ちょうど読みたい本が発売された日でもあったので、
街をぶらついたついでに、某大型書店に行ったんですよ。
場所を調べるのが面倒なので、検索機で調べたところ
「在庫なし」
え?
有名になりつつある人の本だし、
こんな大型書店で入荷しないってホントか?
と思って、店員を捕まえて聞いたところ
店舗責任者らしき人が出てきたので会話。
(店員)「ちょっと今日の午後にならないと、わからないんですよね…(´・ω・`)」
(ぼく)「え、それって、入荷するかどうかがわからないってことですか?(;´∀`)」
(店員)「すみません、もう一度確認しますね(´・ω・`)」
(5分程度待たされる)
(店員)「すみません、やはり今日の午後にならないと、入荷するかどうかもわからないみたいです(´・ω・`)」
(ぼく)「( ゚д゚)」
(店員)「もしよろしければ、入荷する場合はお電話でお知らせしましょうか?(´・ω・`)」
(ぼく)「だったら、アマゾンで買うのでいいです(;´д`)」
なんか、こういうのを経験すると、
あらかじめ買いたい本が決まってたら、
アマゾンでいいよな…って思ってしまう。
古い本、マイナーすぎる本ならわかるけど、
無名な書き手ではない&新しい本なのに、
発売日当日に入荷状況すらわかっていないのは、
大型書店である意味がないとすら思う。
毎日200冊ぐらい出てるらしいから、大変なのはわかるけどさ。
リアルにできてネットにできないこと
ぼくは、リアルだからこそできることだったり、
空間が作られてないと、書店はもう行く意味ないなー
と改めて思った。
そもそも、最近は、モノを買う時、
欲しいものがピンポイントで決まってることが
圧倒的に増えています。
「とりあえず、小説買おう」ではなく、
○○のブログ、○○のテレビで見た、あの本を買おう、と
なっているわけです。
ここはキュレーションがじわりじわりと
浸透しているからってのも、もちろんあるわけで、
今後はもっとこういう方向に進むはず。
そうなると、リアルでできることって、
書店員がキュレーターのような役割を果たして、
おすすめ本を紹介するっていう方向だと思うんだよなー。
もちろん、ネットでもそれはできるんですが、
よほどバズらない限り、まとめている情報を
読み手が探す必要がでてくるので、一気にハードルが上がる。
本のキュレーションサイトもメジャーではないし。
なにより、書店員=本を扱ってる、本に詳しいという
印象をうまく使うことで、権威付けにもなるから、
まだまだリードできると思う。
最後に
他にうまいなーと思うのは、やっぱり、
本が雑貨の一部化してる蔦屋書店のようなスタンスかな。
もちろん、本屋だって、潰したくて潰そうとしてるわけじゃ
絶対にないと思うんだけど、
前提を変えないと解決しない域にまでもうきてる。
保育園不足の問題を、資格を持った保育士が面倒を見る前提から
脱却しない限り、根本解決にはならないのと同じようなものですね。
在庫だったり品揃えの面では、
どう考えてもネット書店には勝てないので、
そこは捨てて、リアルだからこそできる
戦い方にシフトしないと、どんどん減っていくだろうなぁ。
街の電気屋さんみたいなイメージですね。
さて、それでは今回はこのへんでー!
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★逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
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