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社会人相手のプレゼンは緊張しなくなったけど、学校の授業って超難しい

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

先週末、静岡の三島で授業をしてまいりました。
2016年5回目の授業の相手は中学3年生。

これから進路や将来を決める大事な時期です。

生徒たちに教えること、
社会人に何かをプレゼンすること、
どちらも「伝える」行為なわけですが、
全く別物だなと強く感じる今日このごろ。

伝え方が10割

何かを伝える上では、子供たちのほうが
伝え方がより大事になってくる印象。
話すスピード、声の強弱、どんな言葉を選ぶか、など
めっちゃ細かく分類できる。

子供たちって素直なので、権威付けとか一切効かないんですよ。
それこそ、30歳の東大卒業で超一流企業に
勤めている人と、学歴も社歴も全くない人がいたとして、
子供たちにとっては、同じ30歳の大人、です。

話が面白いと感じるかどうかが全て。
そういう意味では、すっごく素直なので、
社会人相手だと見えなかったフィードバックが返ってきます。

社会人相手だとサクサクできる
AIやロボットの話も、
ドローンがギリギリ通じるかどうか微妙なラインで、
ルンバやペッパーで例えないと通じない。

今回、進路や将来を決める中学3年生相手だったので、
その子たちが高校、大学と普通に進学したと仮定すると、
社会に出るのは7年後。

7年後の世の中の話をしようとすると、どうしても
AIやロボットは外せない要素なので、この辺の構成が苦労しました。

1授業1コンテンツ

前に、本をめちゃくちゃ売っている、とある著者から
一冊の本にたくさんのコンテンツを入れると、
読者にとっては難しいから、
一冊の本のコンテンツ(言いたいこと)は1つでいい、
という話を聞いたことがあります。

これも同じで、いかにスポンジのように吸収が早いからといって、
一日に複数のコマの授業があるわけだから、
集中力が最後まで持つよう、詰め込みすぎず、
提供する側は、少し物足りないぐらいの量がちょうどよく、
ディスカッションやグループワーク、クイズで
理解度を深めるほうがいい
んだな、と。

短い時間でいかに多くの学びをいれるかに
こだわっていたので、
そういうコンテンツ作りから、
体験作りにシフトさせて、バランスをよくする
時期なんだな〜っていう発見がありました。

別にこれも誰かから言われたことじゃないんですけど、
1つ1つ試していくしかないんですよ。

社会人とは違うフィードバックがもらえる、と書きましたが、
社会人のようにロジック構成のフィードバックはもらえない。

面白かった!
なんとなくわからなかった!
難しかった!

といった感覚ベースのシンプルなものなので、
自分でどんどん改善していくしかないんですよね。

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最後に

PDCAサイクルを高速でまわす。
この繰り返しが良い授業をやるポイントなので、
非常に消耗しますが、それと同じくらい楽しいので、
やっぱりこの仕事は天職なんだろうな、と。

教頭先生からは「またいつでも来てください」と言われ、
入り口まで見送ってくれた生徒からは「また来てよ」と
言われたので、常に大きな学びになるものを提供できるよう、
日々精進してきます。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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