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学校教育に性善説をもっと広める方法を考えたい

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

東京都世田谷区にある筑駒高校、すごいわ…。

東大に行ってる子が多いからすごいんじゃなくて、
前にも書いた自走式パーソンを作る仕組みが
できあがっている。

根底にあるのは性善説

筑駒高校、事実上、校則がないらしい。
スマホや髪を染めることはもちろん
仕事をしていてもいいらしい。

自由な校風をうたってる学校は多いだろうけど、
ここまで自由な学校ってあるんですかね。
少なくともぼくは知らない。

ここまで自由にできるのって、
根底に性善説があるからだとぼくは思う。

んで、なんで性善説ができるかというと、
生徒たちを信用しているからで、
故に学校と生徒たちの間も信頼関係ができる。

逆に、校則が多い学校は、生徒を信用していない
考え方が根底にある。
好きにさせたら秩序が乱れる、他者に迷惑をかけると
考えているから、それを防ぐために校則を作る。

ここを読んでるのは社会人が多いはずなので
考えてみればすぐわかるんだけど、
成長し続けてる企業って、そんなにルールがないんですよ。
グローバル企業だと、GoogleやFacebook、Amazon
日本だと、サイバーエージェントやメルカリ、メタップスといったところまで。

服装はスーツでなければいけない、長髪NG、黒髪以外NG、クールビズなし、
社内イベント参加必須…みたいな感じで、ガチガチなルールばかりの企業で、
自主性が養われるわけがない。

今の学校に必要なのはICTではなく、信頼関係の構築

考えてもみれば、生徒たちには
「あれはダメ、これはダメ」としっかり明示されているのに、
先生たちにはルールがない。
あるのかもしれないけど、生徒たちにそれが見えてるのか?
と言われたらNoだろう。

民間企業に例えると、社員の遅刻は厳格に対処するのに
管理職は重役出勤するようなもの。

先生だから偉い、生徒だから下、というわけではなく、
単純に人生の少し前を歩いている先輩
ってだけ。

生徒は知ってるけど、先生は知らないことだってもちろんあるわけで、
学校は自分がやりたいことを見つけるために
色々なことに挑戦し、打ち込めるための場所。

それを前提にすると、先生はコーディネーターやサポーター。
それらが機能するには、生徒たちの自主性あってこそ。

つまり、性善説で子供たちを信じ、
邪魔をせず、やりたいことをやらせてあげる。
その中から見つけた好きなことに打ち込めるよう
サポートすることが大事。

そういった一連のことが、信頼関係の構築に繋がる。
信頼関係さえできてしまえば、
子供たちは勝手にやりたいことを見つけて打ち込んでいく。

話題のICT教育はツールにしかすぎず、
色々なことに挑戦し、
好きなことに打ち込める教育こそ、目指すべき姿。

そのためには、お互いの信頼関係が大事だと思うんですよね。

sky-clouds-garden-school.jpg

最後に

というわけで、性善説って、やっぱ最強だなと思うんです。

ルールを決めて縛っちゃったほうが楽なのはわかる。

ただ、少子高齢化にシフトしていく上で、
子供たちがどんなことを仕事にし、
成し遂げていくかはより大事になる。

とはいえ、
筑駒高校は理想ともいえる状態なわけで、
こういう学校が全然ないからこそ記事になるんです。

ハードルは高いけれど、ぼくも頑張っていきますよ。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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