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【革命のファンファーレ】突撃の狼煙をあげてくれた西野さんに感謝

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

Amazonで3週連続1位!
西野さんの革命のファンファーレ旋風がすごい。

最近読んだ人生の勝算もそうだったんですが、
こんな名著を連続して読めて幸せ。

今回は、西野さんの革命のファンファーレを読んで感じたことをまとめます。

炎上のファンファーレ

僕は、本でもセミナーでも「いい話だったね」で終わるのは意味がないと思っていて、
本を読んだり、人の話を聞いて、その後どうなれるかが大事だと思ってる。

幻冬舎の見城社長も、
「自己啓発セミナーや異業種交流会の類で人生を変えるなんておこがましい」
と仰るように、自分自身を変えるには、圧倒的努力と、試行錯誤を繰り返すしかない。

ただ、努力にも、正しい努力と間違った努力がある。
TOEICで高得点を取りたいのに単語の勉強しかやらない!っていうのは間違った努力でしょう。
努力する上で限られたリソースとなるお金やプロモーションは、間違った努力に使ってしまうと下手したら取り返しがつかなくなる。

結果を出すための「正しい努力」とは何か?
サブタイトルでもある、現代のお金と広告について、西野さんの実験結果をわかりやすく僕らにシェアしてくれてるわけです。

そもそも、ファンファーレの意味はWikipediaによると、

18世紀フランスでは、ファンファーレとはエネルギーのある旋律の繰り返しによる楽章であった。

らしい。

ディズニーを倒したいとガチで言ってる西野さんのエネルギーが本の冒頭から終わりまで満ちていて、西野さんの言葉を借りると「共犯関係」になれる。

自分の中にあるはずの欲望、薄まった熱が、メラメラと熱をおびてくるんです。
読んだ人を炎上させるようにね。

ぼくが好きなRPGゲームに「突撃の狼煙」っていう技がある。
仲間全体の攻撃力や防御力、素早さといった、能力値をすべてUpしてくれる技だ。
ただし、この技は一人では使えないし、時間制限もある。
だけど全能力をUpしてくれるから、めちゃくちゃ役に立つ。

「革命のファンファーレ」を読むと、まるで突撃の狼煙が自分に起きたかのような高揚感がある。

Trumpeters heralds soldiers army

ギブってそもそも何よ?

ギブアンドテイクはもう古くて、ギブアンドギブが大事って言ってる人や本、結構あるじゃないですか。
でもギブって何なの?
人のためにできることってそんなにないよ…って思う人、いっぱいいると思うんですよ。

革命のファンファーレを読んで思ったのは、ギブから生まれる信用も、卵と鶏のような話。
大前提として、その人の「生き方」が関係する。
正直に生きている人がギブすることは、100%に近い状態で相手に届く。
逆の人は、そもそも疑わしいので、ギブの本来の効果が得られない。

西野さんはこう書いている。

嘘は「感情」でつくのではない。我々は「環境」によって嘘をつかされる。

グルメ番組などで、タレントがよく美味しくもないのに「美味しい(*´ω`)」って言ってるアレ等が鉄板。
嘘をつきたくてついているわけではなく、嘘をつかないといけないような環境にいると、人は簡単に嘘をつくし、不誠実になる。

その背景にあるのは自分の利害なので、そんな人がギブしてくれることって、
「私のためじゃなくて、自分のためにギブしてるんじゃ?」と思われちゃうんですよね。

西野さんにそんな胡散臭さがない理由は、
嘘をつかなくてもいい環境を作ってるからなんですよね。
ポジショントークをする必要がない。

どんなに西野さんにとって利のある話でも、西野さんが決めていることから外れていたら容赦なく切る。

身内だろうと思ったことを意見する。

だからこそ西野さんが薦めるもの、いいと思うものは、素直に受け入れられやすい。
つまり、ギブの効果を最大限まで高められる。

ぼくらも、会社や人間関係によって、いつの間にか自分の利害のためだけに
嘘をついたり不誠実になっていないか?
正直に生きるって、簡単なようで難しいからこそ、それができて初めてギブの積み重ねが活きてくる。

ネタバレどんとこい!な時代

西野さんの絵本を無料公開したり、革命のファンファーレも無料でWebの様々なところに公開されている。
一般的に見れば、売り物を無料で公開なんて、気がふれていると思われがちだが、
よくよく考えると、99%の人が「よさそうなもの」じゃないとお金を使わない。

魔法のコンパスにも書いているが、
グランドキャニオンを見に行く人は、グランドキャニオンという存在を本だったりテレビで知ってるから行くわけだ。
「すごい景色が見えるから行こう」では動かない。
自分が「よさそうだ」と感じたものを確認するために動く。

本で言えば立ち読みだ。
目次や最初のページをパラパラ読んで、良さそうだったら買うでしょう。
本屋に行かないと立ち読みができないから、Webで誰でも立ち読みができるようにすればよくね?って考えになるわけです。

もうね、これはあらゆることに応用できますよ。

映画も、今は予告編しか見れないけど、それこそ2時間の映画だったら最初の30分くらいは無料で公開しちゃってもいいんじゃないか。
というか、西野さんが作る映画は絶対そうなりそう。

とはいえ、西野さんも書いてるように、
無料化=実力の可視化。
本物はより売れ、偽物はより売れなくなる。

だからこそ自分が提供するもののクオリティをあげていかなければいけない。
そこさえやれれば、西野さんの実験結果をトレースできれば結果はついてくるはず。

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情報を制するものは人生を制す

ぼくの中で気づきが大きかったのがここ。

行動することに、勇気は必要ない。
電車に一人で乗れるようになったのは、勇気を手に入れたからではなく、電車の乗り方という情報を手に入れたから。

一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキング。
説明できてしまう事柄に「勇気」は必要ない。
そして、こちらから仕入れようとせずとも、自然と情報が集まってくる身体作りをしておいたほうがいい。
情報は、行動する人間に集まり、更なる行動を生み、また情報が集まっていく。

今までモヤっとしていたことが、ハッキリ言語化されていた。
ありがとう西野さん!!

もちろん、なんの情報もなく動ける人もいるんですよ。
動くことと情報を手に入れることが同じ時間軸のタイプは大丈夫。
ただ、そうじゃない大部分の人は「情報」を手に入れることで動けるようになる。

先ほどの本を買う話にしたってそうだ。
この本は面白そうだな、役立ちそうだな、という「情報」を手に入れることが、本を買うという「行動」に繋がる。

つまり、行動できない・行動してくれないっていう悩みは、
勇気だの多動力だのっていう話だけで完結させず、
それはどんな情報があれば解決するのか?を考えることが大切ってこと。

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最後に

気付けば、いつものブログの倍ぐらいのボリュームになりました笑
それくらい学べた良い本ってことです。
Amazonレビューも★5でがっつり書きましたよ!西野さん!なついてくださいね(*´∀`)

絶対、授業の教材に使いたいし、
西野さんにお会いしてお礼を言いたい。
そして西野さんと一緒に仕事ができるよう、でっかくならねば。

ぼくの友達が数年前に西野さんにFacebook上でインタビューしてたんですけど、
先見の明に嫉妬!笑

というわけで、まだ読んだことがない人、超おすすめです!

さて、それでは今回はこのへんでー!

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