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これからの時代の居場所作りと自己実現へ

今議論すべきは、経済的な貧困問題ではなく、心の貧困問題。

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

うーん、東洋経済がなぜこういう煽る記事を書くのか。。

内容が周回遅れっしょ!

「安定思考」こそが「心の貧困」を生む

大企業や公務員を「成功」とし、それ以外の就職を「失敗」と
決めつける考え方のほうがナンセンス。

上場企業へ入社できたり、公務員になれる人数はもともと決まっている。すべての人がまともな賃金を得られる職業を確保することも、現実では不可能である。

非正規=不安定は早計。
お金を稼ぐ=豊かな生活を送れる、というのは
時代遅れなんですがね。。。

事実、働いてもまともな賃金が得られる保証がない職種も増えている。そして、その仕事はたいてい非正規雇用で、終身雇用ではないため、不安定な就労形態をとっている。賞与や福利厚生がない職場も多く、働いたからといって、生活が豊かにならないことが現在の労働市場で起こっているのだ。いわゆる「ワーキングプア問題」が注目されるようになってきた。働いても貧困が温存されてしまうのである。

経済的な貧困って、実は大した問題じゃないんですよ。
地方に移住することだってできるし、
都内だとリバ邸のようなシェアハウスを使えば
10万ちょっとあれば生きていくことはできます。

そんなことより、心の貧困問題のほうが大きいですよ。
面白いことに、こういう記事が世の中に出れば出るほど心の貧困が増える。

何故かというと、不安を煽ることで、
「安定思考」の人間が増えるから。

安定思考で心が貧困になる?
逆じゃない?と思われがちですが、
「安定思考」に入ると「挑戦」しなくなるんです。

人間って「欲」でできてるといってもいい。
大好きな人に振られて「もう恋しない!」と思っていても、
「欲」があるから、時間が経てばまた恋をする。

なんにでも当てはまることだけど、
「欲求」が人を強くし、行動させる。

これが安定思考になるとどうなるか?
「欲」が薄れる。

アレが欲しいけど、貯金しないと不安だから我慢する。
コレやりたいけど、せっかく大企業にいるから、転職するのが怖い。

…と、こんなふうに、
安定思考になると、欲を抑えた生き方になりがち。

やりたいことがあるのに、大企業から転職すると
安定じゃなくなると思うから、今の仕事を嫌々やるなんて
どっからどうみても「心が貧困」の状態ですよ。

家族を頼れない時代なら、他の頼れる人を探すことが大切

諸外国がどこを指しているのかはわからないが、
挑戦することに後ろ指をさされず、失敗にも寛容な文化ならば、
これでも十分に成り立つでしょう。

さらに20歳を超えた成人に対して、家族がどこまで面倒を見るべきなのか、についても議論を進める必要がある。諸外国では当然であるが、成人した場合、血のつながりのある者同士でも、日本ほど扶養をすることはない。主に夫婦間や未成年の子どもに対する扶養義務くらいで、成人後は生活や就労を政府や社会システムが保障していく。「困ったら家族を頼る」ということが当たり前の社会でなくなることを示していきたいとも思う。

経済的な問題云々以前に、困った時に家族を頼ることを
「危険な前近代の思想」と決めつけることが理解に苦しむ。
電通の過労死問題だって、経済的云々以前に、
家族に頼ることができれば防げたはず。

つまり、困ったら家族が助けてやればいいという論調は、ややもすると社会福祉や社会保障の機能を家族に丸抱えさせることにつながってしまう。これでは家族が共倒れの状況を招きかねず、さらに社会福祉や社会保障の発展も妨げる。そういう点において、家族扶養説は危険な前近代の思想であると言えるだろう。

当たり前だが、人は一人では生きていけない。
必ず誰かの助けが必要。

自分がどこまでできて、どこからはできないのか、
人に頼らないといけないのかを把握することこそが自立。

家族に頼ることが難しい人だっているでしょう。
そしたら、友人でも会社の同僚でも誰でもいい。
いざとなった時に助けてくれる人を探しておくことが大切。

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最後に

経済的な貧困は、まだ目に見えるから対策できるし、
心が豊かで「欲」さえあれば、どうにでもなる。
ただ、心の貧困は目に見えにくいし、
「安定思考」という足かせは、「欲」そのものを奪う。

ということで、ぼくは経済的な貧困より、
心の貧困のほうがずっと大きな問題だと思っています。

人生で一番大切なものは、お金でも人脈でもなく、思考。
心の貧困問題は思考とダイレクトに繋がるので、
ぼくはこれからも心の貧困について色々と解決策を考えて実行していきたいと思います。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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