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これからの時代の居場所作りと自己実現へ

LINEについて、教育者であるぼくが思っていること

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

LINEがMVNO始めることについて、

LINEだけじゃなく、TwitterやFacebookといった

主要なSNS、LINE Musicなどの

音楽ストリーミングサービスも対象ってことで

ますます盛り上がっていきますね。

で、LINEがこれだけ社会インフラにまで

なっているので、教育の観点でもたまに話題になります。

今回は、教育者のぼくからみたLINEについて。

既読スルーによるトラブルってむしろメリット

先日、こんなブログを見ました。

道具である以上、メリットとデメリットは

必ずあります。

そしてデメリットとしてあげられるのが、

既読からくるトラブルやいじめ問題。

既読機能っていりますか?
百害あって一利なしだと思うのですが・・・。

ぼくは、既読がついたつかないぐらいで

関係性が壊れる中だったら、遅かれ早かれ関係は

終わるので、LINE関係ないって思います。

というか、既読という機能のおかげで、

薄っぺらい関係にしかなりませんよ!

って知らせてくれてるようなものなので、

ありがたい機能だとすら思います。

だって、既読がついたのに返信が来ない!ふざけんな!

っていうのは、LINEがなければ起こらない感情ですから。

つまり、その人の考え方だったり、物事のとらえ方が

LINEというコミュニケーションツールを使って

見えやすくなってるわけです。

SNSによって、社会的地位や距離の問題を超えて

人と出会えるこの時代に、

誰と深い関係を築いていくかは必要不可欠な問題。

これまで見えなかった部分も見えやすくなったのは

LINEの大きな功績でしょう。

必要なのは、規制より居場所

いじめ問題など、何かトラブルが起きると、

規制に走ろうとします。

LINEという道具が、たまたまいじめに使われただけであり、

LINEを規制したところで違う道具がつかわれるだけです。

LINEがその人の考え方や物事のとらえ方を

見えやすくしたのと同じで、

いじめも見えやすくなってるだけ。

そういった問題を解決するには、

居場所を増やすしかない。

だからこそ、フリースクールとかが必要になるわけですよ。

個々人の家庭や学校環境以外の選択肢を与えること。

自分の居場所(コミュニティ)が2つしかない場合、

どっちかで自分を否定されると、

世の中全体が自分を否定しているように錯覚してしまう。

だから、自分を認めてくれる居場所って

絶対に必要だし、それには、人によって最適な居場所を

用意して、そこに自由に飛び込めるようにしたほうがいい。

そういった土壌を作らずに、スマホは危ない

LINEはこうしないといけない云々言うのは

筋違いだろう、とぼくは思う。

In cafe

最後に

スマホにしてもLINEにしても、

社会インフラになると、教育上よくない!

って意見が出てくるんだけど、

道具だから使い方次第なんですよ。

包丁だって、料理をおいしくする道具にもなれば、

殺人の道具にもなりますよね。

それと同じこと。

一般的にデメリットと呼ばれるものは、

視野を広げないと解決策は出てこない。

闇雲に規制や批判に走らないように気を付けて

世の中をふかんして見られる教育者で居続けたい。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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