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これからの時代の居場所作りと自己実現へ

大人になるまでにやっておくべきことは、英語でもプログラミングでもなく、無駄なプライドを捨てる練習である

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

Twitterで流れてきた貧困問題の記事。

コメント欄見ても貧困ってだけでこの女性側よりの
意見が目立つけど、個人的には違和感。

経済的に貧困なのか、心の貧困なのか

登場する佐伯さんの人生って、
今の日本の問題が詰まってるとは思うんですよ。

派遣社員しか経験したことがなく、
派遣先はブラックで、
人生を変えるために結婚したけど
うまくいかずに離婚するも、
生活費の工面ができず風俗で仕事。

これだけ並べると、
世間的にみたらかわいそうな人なんでしょう。

ぼくも、母親の病死に伴う莫大な医療費で
家が自己破産して今にも崩れそうな3畳のアパートで
父親と二人暮らしをしたことがあるので、
それなりの貧困は経験してます。

ぼくは貧困には2種類あると思っていて、
経済的に貧困なのか、それとも心が貧困なのか。

どっちかというと後者のほうが
大変だし、佐伯さんは後者でしょう。

心の貧困の原因はしょうもないプライド

結論から言うと、
心の貧困はしょうもないプライドが原因です。

血も涙もないのかと言う人もいるかもだけど…
ぼくの体験も含めた答えなので…。

プライドってマジでやっかいで、
世間体を気にしたり、
本当はこうなるはずじゃなかった!
っていう、いわゆる過去の引きずりが
自分自身の足を引っ張ってる
んですよ。

手取りは月21万円。家賃7万2000円、医療費パソコンスクール2万3000円、借金返済2万円、光熱費1万5000円、携帯代1万円、医療費(DVの影響で精神科へ通っているため)5000円を支払うと、6万5000円しか残らない。仕事で疲れ果てるので外食が多くなる。なんの無駄使いをしなくても、おカネが足りない。

これだって、家賃はシェアハウスにすれば、
25,000ぐらいまで下げられるし、
パソコンスクールはWebを活用すれば4桁にはできる。
光熱費はプロパンガスか?ってくらい高いんで、無駄を省けば10,000円ぐらいでしょ。
携帯代10,000円は高すぎで、格安SIMにすれば3,000円ぐらいで済む。
医療費含めても、53,000円だから、160,000円も余るじゃないですか!

全然貧困じゃないでしょう…。

じゃあなぜできないかというと、
周りと同じような生活レベルを崩したくないというプライドですよ。

「本当はこんなはずじゃなかった」と過去を
引きずってるのも、プライドを捨てられない要因。

結局、ブラックな派遣先で仕事をするために
その会社の近くに住む家賃と、
ストレスを解消するための飲食や娯楽などの散財を考えたら、
給料減っても心が消耗しないところで仕事をしたほうがいいんじゃないですかね。

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プライドが捨てられる人は強い

佐伯さんの手取りだと、食費除いても160,000円も余るやんけ!
と書きましたが、プライド捨てればもっと下げられます。

実家に帰る、友人の家に居候させてもらう
などなど、他にもたくさん手段はある。

しょうもないプライドって、
百害あって一利なし
ですからね。

生活水準を下げたくないからお金に支配されるし、
経歴の見栄を気にして転職もできない。

プライドさえ捨てれば、
自分を一番に考えて、仕事で病むならすぐ転職できるし、
お金にも支配されていないから、金のためではなく
好きなこと、やりたいことにも挑戦しやすくなる。

セミナーや本、いろいろなところで、いろんな大人が
「学生のうちに英語を勉強しておくべきだ、
プログラミングをやっておくべきだ、
留学をしておくべきだ、
うんぬん言ってますけどね、
ぼくに言わせれば、それらは第二ステップですよ。

まず第一ステップとして、
しょうもないプライドを捨てれるようになっておくこと。

これマジで大事です。

最後に

特に、失敗経験がない学生は、社会人になると怖いんですよねー。
失敗の対処法を知らなかったり、
失敗したくないプライドがあったりするんで、
つぶれる人だとすぐつぶれます。

いくら行動が大事だ!と言われようが、
行動のベースとなるのは自分自身の考え方なわけで、
その考え方がプライドに支配されてると、
正しい行動、もっというと正しい努力ができないわけだから
抜け出すのが本当に大変になりますよ。

というわけで、変にプライドをもってる方は
1秒でも早く捨て去ることをおススメします。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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