意識高い系のブログが必要である理由
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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。
ブログを書いてる人にとって、
意識しておいたほうがいい記事があったので、
共有がてらぼくの意見も書いてみます。
経験を通して読み手に考えるキッカケを与える
人が書くもの、発信するものには、
コモディティとコモンセンスの2種類があります。
コモディティ(日用品)とは、
その名の通り、誰が書こうが読み手側の情報が大して変わらないもの。
iPhoneの新商品情報などがわかりやすいですね。
コモンセンス(常識)とは、
一見、コモディティと違いがなさそうに見えるけれど、
書き手の経験が加えることで、読み手に考えるキッカケを与えるもの。
「あたりまえすぎるけど、大切なこと」というのは、時代ごとによって、その手段やアプローチというのは常に変化しうるものでもあります。
例えば、「誰かに連絡を取るときは、なるべくその人の迷惑とならないようにする」というマナーのような常識について書くとしましょう。
手紙の時代であれば、その手紙の書き方、電報の時代なら、その電報の打ち方について語られていたかもしれません。
そして今日に至るまで、ポケベルやメール、メッセンジャーなど時代の変遷によってその手段やアプローチの方法も移り変わってきました。
しかし、根底にある「人に迷惑をかけない」という大切なことは変わっていません。
それを確認していくためにも、各時代の各状況に置かれた人たちが、自分の経験を通じて他者に伝えていくというのは、とても意義のあることだと思うのです。
世の中がどんどん便利になっているとはいえ、
それらは全て道具がもたらしてくれたことであり、
根源は変わっていないのです。
意識高い系のブログは大切
意識高い系って、バカにする時に使われることが多いように見えますが、
大きな価値があるんですよ。
世の中に関心があるからこそ課題も見えるわけで、
それを発信するだけでも、見えていない人にとっては
考えるキッカケになるかもしれない。
世の中の課題を考える人が増えれば増えるほど、
その課題は解決に向けて前に進む。
意識高い系って言うだけで行動しないじゃんって
意見もあるんでしょうが、それでもいいんですよ。
例えば、待機児童問題や
長時間労働など、多くの人が関係する
社会問題についても、
経験をまじえたコモンセンスな記事を見た誰かが、
それを解決するサービスを作るかもしれない。
世の中全員が行動力があり、イノベーターである必要はない。
キーワードは「分業」だと思っていて、
経験者として現実を発信するところまでやれる人と
関心がある社会問題を解決するサービスを作る人は
ある意味分業ができているわけです。
1人の人間が経験できることなんてたかが知れているので、
「意識高くてよく発信するけど行動力がない人」の記事を
「行動力だけはある人」が見たことで、
何かが生まれるならば、結果として世の中に何かがもたらされたということです。
最後に
「保育園落ちた日本死ね」っていう記事が話題になった時は、
待機児童問題を考える人もそこそこいたかもしれませんが、
今も頭に残っている人はどれだけいるのかって話です。
常に誰かが言い続けていないと
頭の中から消えていくし、考えるキッカケも生まれない。
だからこそ、ブログを書く人は
コモンセンスを意識したほうがいいし、
意識高い系のブログには価値があるわけです。
さて、それでは今回はこのへんでー!
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★逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
another lifeさんからの取材記事
★高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
STORYSに自伝書きました