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戸塚ヨットスクールがまんま北朝鮮…。恐怖で人を支配しても誰も幸せにならない

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

いやぁ…同じ教育者として、びっくりしました。

もうね、完全に北朝鮮ですよ。
でも、こういう場所をなくすことはできないのが現実。

恐怖で支配しても意味がない

同意できる部分もあるんですよ。
例えばここ。

「幼児期の教育をきちんとやると将来の問題児をなくすことができるんよ」。

でも、ここからがおかしい。

多数の問題視を預かってきた戸塚校長の頭にはわがままを言う子どもには自分が恐い存在になって抑圧することが問題の解決策だと考える。

恐怖で人を従えようとするなんて、
いつの時代の話ですか、と。。。
完全に北朝鮮と同じですよね。

世間でいう不良や問題児になってしまうのは
一番身近な大人である親が「こんな大人になりたい」と思わせられてなかったり、
やりたくないことを無理矢理やらせようとしたり、
親自身の夢を押し付けたり、子供の承認欲求を否定したりといった、
子供の足を引っ張ることをやっているから
です。

親だったり周りの人間が、子供に悪影響を与える言動をやってきたのが積み重なり、
子供たちの中で閾値が超えたから、表現が下手な反発行動に出ちゃってるわけで。

根本の問題にはふれず、反発させないように
恐怖心を植え付ければいいっていう考えが、狂気の沙汰。

でも残念ながらこうした機関はなくならない

なぜなくならないのか?
それは、学長自身が正義感を持ってやってるから。
戸塚ヨットスクールも、知る人は知るレベルの知名度だし、
有識者の言葉を受け身の姿勢で聞いちゃう人は、
この学長の理屈を信じてしまう。

だって、親がこんなこと言うんだもん。。

今回、子どもを戸塚ヨットスクールに預けた父親は「いい経験になったと思いますね」と一言。記者が子どもの異常な表情について聞くと「疲れ切ってますね。車乗ったらすぐ寝ちゃうのかな。でもやりきったのかなという気はします」

ぼくもこれまで色々な人生経験をして、
教育者として先生や子供たちと繋がり、
情報リテラシーセミナーができるくらい、
様々な情報に触れてきて、
「恐怖で人を従えても、誰も幸せにならない」と思っています。

ただ、この学長はそう思ってない、むしろ正しいことをやっていると
思っているんだから、こういう議論をしても衝突しか起きない。

国レベルの話で、コミュニティの思想も、文化も何もかも違うから、
「嫌なら住まなくていい」って結論になっちゃうんですよね。

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最後に

学力以外の部分での教育アプローチって、
対先生や、対子供向けのものが多いけれど、
対親向けって大事だなと。

結局、ベースが出来上がるのが親次第になる
ケースが多いから、こういうところに預けられた子供って、
その後の矯正が難しい
んじゃないかと。。

というわけで、教育者として色々考えさせられる内容でした。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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