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これからの時代の居場所作りと自己実現へ

小さいコミュニティ・組織が大きなことを成すために必要なこと。「わかってくれるはずだ」は絶対にダメ。

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

最近学んだことが
色々なコミュニティ・組織で
汎用的に使えるモノだったので
書き残しておきます。

プロダクトだのサービスだのと同等か、
それ以上に大切になるんじゃないかな。。

ハイコンテクストとローコンテクスト

個人的にキーになるのは、
この2つをバランスよく使えているか?という点だなと。

コンテクストっていうのは、言葉だったり、
共通で持ってる知識や価値観、体験のこと。

んで、ハイコンテクストっていうのは、
コンテクストが高い文化のことで、
いわゆる「ツーカー」の関係性。

家族なんかはまさにこれで
「昨日、山田さんと佐藤さんの娘に会って~云々」
は、全く関係ない人から見ると
「山田さんの娘と佐藤さんの娘に会ったのか」
「山田さんと佐藤さん(夫婦)の娘に会ったのか」
わからないですよね。

こういった、ある程度省略しても
やり取りできてしまうことが
ハイコンテクストなコミュニケーション。

ローコンテクストとはその逆。
新しい職場や学校で出会った人とのやり取りだったり、
会社説明会のような大衆向けに何かを伝える時に使われる。

で、ハイコンテクストとローコンテクスト、
前者のほうがはるかにラクなんですよね。

端的に話して理解してもらえるほうが手間もなくていいので、ある意味当然。
しかしここに落とし穴があります。

ローコンテクストとのバランスを考えよ

少数精鋭のコミュニティ・組織の場合、
ハイコンテクストがベースになるでしょう。

もちろんそのメリットはあり、
コミュニケーションコストが減る、
意志決定スピードがあがる、といった
効果はある。

しかし、
ローコンテクストも
しっかりできる上で
ハイコンテクストを選んでいるのか

ハイコンテクストに依存して
ハイコンテクストを使い続けているのかは
雲泥の違いがあります。

危険なのはもちろん後者。

ささいな認識の違いだったり
「わかってくれるだろう」と
相手の理解力に依存しているが故に、
一度すれ違うと、大きな溝になるまで
そのコミュニティ・組織の誰も気付けない事態になりやすい。

ほら、幸せカップルが離婚する時
「価値観の違い」ってテンプレなものがありますが、
あれもハイコンテクストに依存するが故のすれ違いから起きるもの。

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コミュニティ・組織にローコンテクストを根付かせるには

とはいえ、ハイコンテクストは
すでに説明したとおり「ラク」なので
なかなかローコンテクストも交えるのはしんどいでしょう。

ローコンテクストとのバランスは大事だと
思いつつも、そういう習慣が身につかないところへ
おススメしたいのは、
定期的に新しい人をコミュニティ・組織に入れること。

新しく入ってくる人には
ハイコンテクストなコミュニケーションは通じないので、
細かい部分まで言語化したり、認識合わせをする必要がある。

それが結果的に、
これまでのメンバーやスタッフが
認識できていなかったことを
補完できることに繋がったりもする。

最後に

忙しくて余裕がなくなると、
いつも以上にハイコンテクストなやり取りが
増えるし、それはまぁしょうがないんですが、
頭の中身が同じ人間なんていないんで、
リスクもあるよってことは認識しておきましょう。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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