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これからの時代の居場所作りと自己実現へ

USJや米ディズニーが、日本のディズニーより先を進んでいる理由

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

このニュース、ナイスだね。

日本へ来るのはいつかしら?

ディズニーが米テーマパーク入場料改正、混雑度に応じて3段階

悪しき平等主義は捨ててしまおう

そもそもが、いつ来ても同じ価格というのが

異常だと思う。

考えてみると、シーズナリティやユーザーによる

区別は日常的に存在してます。

引っ越し業者は、3月の繁忙期には値上げするし、

クリスマスは大抵のレストランが値上げしてる。

もちろんその逆もあり、

ポイントカードを使えば割り引きできるところや、

平日は宿泊費が安いホテルがそうだ。

銀行ですら、預金額にあわせて、ATMの時間外手数料や

振込手数料無料をはじめ、優遇サービスを受けることができる。

他にも山のように事例はあり、つまり商品やサービスの値段が

一定ではないのは、当たり前のことなのだ。

これに違和感がないのは、利用するユーザーにとっては、

運送業者の職員の”数”や、ホテルの部屋の”数”、

レストランの席の”数”というものは、

箱の中のキャパシティをイメージしやすいからだろう。

差別ではなく、区別する姿勢が大事

そういう意味でいうと、日本のディズニーは、価格設定が時代遅れであり、

そこに疑問を感じないユーザーがほとんどだ。

その一方で、最近いいニュースが多いUSJは、

時代の流れにうまくのっていると思う。

USJの入場者過去最多…ハリポタ効果!1300万人超も視野

日本のディズニーのファストパスは、誰でも無料で使えるだけでなく、

一つのアトラクションでファストパスを取ると、一定時間は取れないという

公平な早いもの順な入場券のため、プレミアム要素はほぼゼロだ。

USJには、ユニバーサル・エクスプレス・パスと呼ばれるものがあり、

一言でいうと、有料版ファストパスだ。

追加料金を払うことで、対象のアトラクションをほぼ待ち時間なしで

楽しめたり、パレードの鑑賞エリアの確保にも使える。

よって、日帰りで大阪に遊びに来ている人や、

どうしてもその日でなければいけない人は、

有料版ファストパスを使えばいいし、

地元に住んでる人や、時間に余裕がある人は使わなければいい

これは、金持ちを優遇するのではなく、

時間がない人や事情がある人へ選択肢を用意してあげている話であり、

非常に理にかなってる。

ユニバーサル・エクスプレス・パスのようなプレミアムサービスに

お金を払う人が増えれば、それだけUSJの利益も増え、

新しいアトラクションや、サービスの更なるクオリティ向上にも

つながり、結果としてプレミアムサービスを使わないユーザーも

恩恵を受けることができる。

Pexels photo 57980

最後に

つまり、ユーザーを区別するサービス設計は、

結果としてすべてのユーザーを幸せにする。

そういう意味で、日本のディズニーは、一律で値上げばかりして、

ユーザーを区別することを考えていないようにみえる。

これは日本のディズニーに限らず、他のところでも同じ。

東京スカイツリー等も、USJモデルを取り入れれば、混雑も緩和でき、

ユーザーの満足度も上がると思うんだけどな。

USJや米ディズニーに限らず、ニコニコ動画のプレミアムサービスや

Amazonのプライム会員も全く同じ理屈ですね。

時代の最先端は、ユーザーを区別することですよ。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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