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面倒でも情報弱者を助けないといけない3つの理由

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

スマホのおかげで、情報格差ってほとんどなくなったんですが、
今度は、その情報をどうレシピするか、
いわゆる情報リテラシー格差が顕著になってます。

三大経営資源である、ヒト、モノ、カネに
「情報」を加える企業もちらほら出てきているのもあり、
情報リテラシーが高い人は
一昔前のMicrosoft Officeが得意な人のように、
ビジネスパーソンとしては頭一つ抜けている。

で、情報リテラシーってすぐに身につくものではないので、
本人が強く身につけたいと思わない限りは難しい。

とはいえ、情報弱者の人を放置すると、
被害をこうむることもあるので、
国民全体のリテラシーの底上げが必要
になります。

これが他者に迷惑をかけないことなら、
情報リテラシーが高かろうが低かろうが
人それぞれなのでいいんですがね。

というわけで、情報弱者を放置するとどんな
デメリットがあるかまとめます。

①ブラックな方々が生きやすくなる

これは企業でも個人でもいいんですが、
ようは人をだましたり、おとしいれたり、
倫理にふれる働き方をさせたりすることで
利益を得ている企業、個人を指します。

この人たちが搾取している相手は情報弱者たちです。

例えば先日話題になった、
PCデポの件も、元をたどるとコレです。

Webを活用すると、このての情報はすぐにキャッチできるのですが、
そもそもWebを見ない人がああいう契約をしちゃうわけですから、
いくらWebで情報が拡散されようが効果はしれていて、
テレビや新聞で大々的にやるしかないんですよね。

情報リテラシーが高くなることで、
他の選択肢に気付けたり、比較ができるので、
ブラック企業や個人に搾取される確率が減ります。

よって、そういう方々は利益が出しづらくなり、
じょじょに消えていくはず。

②イノベーションの妨げになる

情報弱者は視野が狭いため、変化を恐れる傾向がある。
これにより、イノベーションが阻害されます。

わかりやすいのが大阪都構想でしょう。
「とりあえずやってみる」ではなく、
限られた情報源から過度に不安ばかり大きくして
変化を拒む人たちによってイノベーションの可能性が消えました。

民主主義である以上、変化を拒む人たちから
脚を引っ張られるという事案もたびたび発生します。

ベンチャー企業の意思決定が早いのは
人が少ないからスピーディー云々もありますが、
こうした情報リテラシーが最低限備わっている人たちで
構成されている組織なのも大きい。

そもそも情報リテラシーが一定以上ないと
ベンチャーで仕事をしようなんて思わないですからね。

というわけで、
せっかく情報強者のあなたが提案したこと、
実現しようとしていることがうまくいかなくなる
可能性として、タイミングや資金の問題と並行して
「情報弱者に足を引っ張られる」可能性もあるってこと
です。

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③災害時に余計なトラブルに巻き込まれる

まぁこれはそんなに日常的に起きることではないですが、
思い出してほしいのは、3.11の時、
街中からお米とトイレットペーパーが消えました。

無駄に買い溜めをしていた人たちは、
100%情報弱者なのですが、
これによって本当に必要な人に行き届かないわけです。

災害時は他者とのつながり、関わりが
より大事になってきますが、
ここの足並みを崩すのが情報弱者たちです。

最後に

以上の3つの理由により、
情報弱者を放置したままにするのって
意外とリスキーなんですよ。

とはいえ、足を引っ張られることにしても、
そうさせているのは「不安」からであり、
「不安」を作っているのは「視野の狭さ」なので、
情報リテラシーをあげることで解消できるはず
なんですよね。

というわけで、ぼくはこれからも
そういった活動を続けていきます。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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