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【ポケモンGO】お台場の警察出動事件は、誰の身にも起きる可能性がある

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

これ、テレビのニュースでも報道されたみたいですね。。

これ、ぼくも現場にいたんですが、いやはや、人すごかったですよ。
ぼくは立入禁止エリアだったので諦めましたが…。

世の中的には、バカだのマナーがないだの、散々叩かれており、
上野公園の不忍池もポケモンGOが禁止になったのも拍車をかけ、
ちょっとよくない方向に進んでますね。

ポケモン世代であり、ポケモンGOをがっつりやり込んでる
ぼくとしては、ポケモンGOをかばうつもりは全くないものの、
根が深い問題だなぁと感じたので、まとめてみます。

マナー論をふりかざす前に考えたいこと

論点は、大きく2つに分かれます。

1つめは、立ち入り禁止エリアに入るなんてけしからん!
マナーがなっとらん!系。

2つめは、そもそも立ち入り禁止エリアに
レアポケモンが出るシステムそのものに問題がある!系。

前者ですが、これって人の「価値観」の話になるので、
簡単に結論出ないんですよ。

ぼくも、ラプラスのためにお台場に6回行ったし、
交通費、飲食、その他諸々考えると、結構なお金を使ってます。

立ち入り禁止エリアに入ってまで捕獲する行為そのものに、
共感はできませんが、理解はできます。

人によっては、県外から遠征して、ホテルに泊まってる人すらいるわけで、
ようは「ラプラスを捕まえる」という行為に、
それだけ時間とお金をかける価値があると思っていることになります。

ポケモンGOプレイヤーはバカだのなんだのって
叩いている人たちの中に、こんな人がいたとしましょう。

-お金に困っていて、なんとかしてでもお金を手に入れたい-

今回のお台場のような立ち入り禁止エリアに、
売れば結構なお金に変えられる金塊を配っている人がいて、
あと10分でその人はいなくなります。
でも、そこまでいけば誰にでも1つ金塊をくれるとします。

さて、お金が欲しい人は、そこまで行くかどうか。
きっと、ポケモンGOを叩いている人だって、行く人多いんじゃないですかね?

答えはコレだと思うんですよね。

ポケモンGOプレイヤーで、ラプラスがどうしても欲しい人は、
金塊やお金と同じような価値なので、立ち入り禁止エリアにも入ってしまう。

システムは人間をコントロールできる

これって、ガチャ問題の頃から言われてきたことで、
システム次第で、人間の欲求を支配するものは作れちゃうんですよね。

だからマナーや法律を破っていいことには、もちろんなりませんよ。
ただ、人間の欲が規定を超えた時、人はマナー違反や法律を犯してしまう。

徹夜で並ばないでください、と言われているのに並ぶ人も、
そこまで欲を刺激されるものじゃなければ、
そもそも徹夜で並ばないわけですよ。

お台場のラプラスも同じで、これがポッポやコイキングだったら、
立ち入り禁止エリアに入る人なんて絶対にいないはず
なんです。

つまり、人の欲の臨界点をシステム側で制御できるなら、
システムを見直すのもアリなんじゃないか、というのが
今のところぼくが考えていること。

ナイアンティックが認めていないサーチ系のアプリを使うから
「立ち入り禁止エリアにいる」ことがそもそもわかるわけで、
そんなサーチ系のアプリが悪い、という意見もありました。

でも、それって理想論であって現実ではないんですよね。

人間って、一度できるようになったことを
なかったことにすることはできない生き物
なんですよ。

ポケビジョンという初代のサーチ系アプリが使えなくなりましたが、
すぐにまた別のものができたように、
いたちごっこは今後も続く。

そして、今のサーチ系アプリが駆逐されても、
そのようなアプリ作成を違法化でもしない限り、
また別の人が似たようなものを作るでしょう。

なので、サーチ系が悪い!という意見もわかるのですが、
現実的ではないんですよね。

結局、マナーや法律を破れば手に入れることができる!と
刺激されるような場所にポケモンを置かないことが
効果が大きいと思う
んですよね。

もちろん、それに合わせて路上駐車や周辺に迷惑をかける行為を
見直して、プレイヤーのマナーを向上させるのも必要。

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最後に

というわけで「マナーを守らないプレイヤーはクソ」
「ポケモンGOを禁止にすればいい」
という単純な話じゃないんですよね。

マナー論とシステム論、どっちもできることはあるので、
双方が努力していかないと根本解決にはならない、
というのがぼくが出した結論です。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
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