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悪質な環境を中から変えるなんて99%の人はできないので、素直に環境を変えましょう

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

ブラック企業経験者の方、
環境を変えるために転職活動をしていた時、
「その環境を中から変えようと思わなかったの?」
と言われたことないですか?

ぼくはあります。

これってガチで危ないセリフなんですよね。。
面接をやるような人は、絶対に言っちゃいけないセリフです。

他人を変えるハードルの高さを知らない人が面接官なんてやっちゃいけない

ぼくはベンチャー企業でマネジメントをやっていたのもあり、
昼ドラのようなドロドロの劣悪な人間関係が
転職の理由だと言うと(オブラートに包んでますが)、

「マネジメントが好きなら、その(悪い)環境を変えていこうとは思わなかったの?」

と聞かれたことが何回かあります。

当時は、
無理なもんだってあるし、
他人を変えるのは簡単じゃないんだよ!

「変えるのは厳しい」と判断したことを
否定された気がして、イラっとしました。

もちろん環境がいつも悪いわけではなく、
時と場合により違いますが、
キチガイのような大人って本当にいるので、
劣悪な環境を中から変えるなんて、
大抵の人が無理なんですよ。

変えたければ、その企業の社長になる等して、
トップダウンから空気そのものを変えなきゃダメ。

でも考えてみてほしいんですが、
なぜ自分の大事な人生・時間を、親でもないのに
そんなキチガイな大人を変えるために使わないといけないのでしょうか?

面接をやるような年齢やキャリアを築いてる人は
他人を変えるなんて簡単ではないことを実体験してるはず。

にも関わらず、
面接でそんなことを言っちゃうような人は
面接官をやったらダメでしょう。

面接官の一言が人を殺してしまうことも

そもそも
転職理由を聞かれた時
「劣悪な環境」だと正直に言った人って、
素直だし、できる範囲で変えようとしてることだってあるんですよ。

そこで
「環境を中から変えようとは思わなかったのか?」
と言われたら、
自分の努力が足りない、と言われてるのと同じなわけで、
下手をすると
「そうか、これで転職をしたいなんて甘えてる」
と間違った方向に考えてしまう。

結果として待ってるのは、
うつ病や自殺です。

人間関係や環境が理由の転職なんて、
好き好んでしたがる人はいないでしょう。

ぼくも、仕事内容「だけ」は面白かったけど、
あのまま居たら、間違いなく精神をやられて
取り返しのつかないことになってたと思います。

消耗しきってる中、
前に進むために環境を変えようとしている人に対して
「まず自分は(中の環境を変えるために)努力したの?」
なんて聞いてくる面接官がいる
会社には行かないほうがいい
ですね。

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最後に

「仕事が面白くない」みたいな
自分の力だけで変えれることは、努力する甲斐もありますが、
自分だけじゃどうしようもできない他者が絡むことは限界があります。

「環境のせいにするな」と「自責(責任転嫁しない)」が
悪い意味で一人歩きすると
それが逃げ道をふさいじゃうことがありますからね。。

環境のせいにしないことは確かにカッコいいですが、
それはあくまで理想論であり、
環境を変えざるをえないことだってあることを
忘れないでいたいものです。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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