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これからの時代の居場所作りと自己実現へ

ムダな労力で消耗してるから名ばかりの大企業には未来がないんですよ

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

さて、未来工業のムダを省く力(やめる力)についての
記事がNewsPicksで話題に。

常識を疑うって、まさにこういうこと!

ドM育成所になってる大企業

この記事、特に大企業の経営陣は必読だと思いますよ。

NewsPicksでは、賛同するコメントがある一方、
未来工業のビジネスモデルやバックグラウンドがあるから
できることで、特殊な事例でしかなく、
どこでもマネできることじゃない、というような
コメントもありました。

いやいや!
だから変われないんですよ!

この記事から見えてくることは、
今の仕事のやり方、システムに固執しているせいで
想像以上に無駄が発生しているという事実に目を向けろ!
ということです。

例えば、未来工業でいうと、伝票整理がそれにあたりますよね。

未来工業の「やめる力」は、「残業やホウレンソウ禁止」といった大掛かりなことばかりではない。むしろ、伝票整理のような「小さなことをやめる力」にこそ真骨頂がある。

以前同社では、受注伝票は「会社コードごと」に整理していた。しかし、社員が調べてみると、問い合わせは月数件程度で、数百社のコード別に伝票を整理する手間のほうがムダ、とわかった。

「いまは『受注した日付ごと』に伝票を整理して、社員からも簡単と好評や。何かをやめるには、『別の方法』を考えんといかん。だから面倒くさくて誰もやりたがらないんや」

これも結局、その仕事はなんのためにやっているか、を
突き詰めて考えられたからこそ出た答えであって、
「今までこうやってるから」
といった思考停止状態だと、実行はおろか、
改善を思いつくことすら絶対に無理だったはず。

業務にシステムを合わせる商習慣

ちょうどhoriemon.comにもこんな記事が。

日本の大企業では、システムに業務を合わせるのではなく、業務にシステムを合わせる商習慣があるのだそうだ。

例えば、会計システムならドイツのSAPなどが代表的だが、欧米ではこのシステムに業務を合わせるので、財務諸表では業務利益をマイナス表示にするのが一般的。使っている会計システムがマイナス表示にする設定なのだから、それをそのまま表示しているのだ。

一方で、日本では黒字の利益をプラスで表記する商習慣があるため、SAPを使用する際にマイナス表示をプラスに変換するようカスタマイズしなければならない。これが、システムを業務に合わせるという日本の商習慣だ。

こうした作業があるので、当然のことだが導入費用も余計にかかることになる。ホリエモンが以前経営していた会社ではSAPをカスタマイズなしで導入したため5,000万円程度で導入したが、多くの日本企業では何十億円もの導入費用がかかっているのだという。

しかし、クラウドが一般的になればそうはいっていられない。サーバー上で一括更新されるため、個別の導入作業がほとんどなくなるからだ。そうなれば、大企業と太いパイプを持つ大手SIの特権性はほとんどなくなるだろう。

ホリエモンにいわせれば、億単位のお金を無駄に使うくらいならみんなが財務諸表のプラスとマイナスを入れ替えて読むよう改めた方が遙かに効率的。クラウドの登場でシステム上のこうした商習慣は是正されるかもしれないが、「業務にシステムを合わせる」という考え方は他の場面でもたくさん跋扈(ばっこ)していそうだ。

ほんとこれ。

メールはOutlookを使うことに何の疑問もないから
Google Appsに移行できないし、
手順書は紙だと決めつけてるからクラウドに移行できないわけで。

Pexels photo

最後に

無駄を省くというより、今のやり方を変えないことを
大事にしている企業もめちゃくちゃ多いんですが、
それだと変化ができない、もしくは変化の波に乗り遅れるんですよ。

特に出版業界は、変化の波に乗り遅れて沈んでいるところと
うまく波に乗っているところにキッパリ分かれてます。

小さい変化もできないところが大きな変化なんてできるわけがないじゃないですか。

たかがドアノブ、されどドアノブです。

そういう細かいところが気付ける人、
気付いて言える文化、
いいと思ったことをとりあえず取り入れられるところが
今後は生き残っていきますよ。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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