「まだ大丈夫」のうちに判断しないと、判断することが難しくなる
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どーも、榊原（@ms_rebirthink）です。
電通が22時以降を消灯にすることで、残業時間削減を図っています。
さすがに今回は過労死が大きなニュースになりすぎたからか、
その後の動きもウォッチされてますねー。
こういうのって、当事者にならないと辛さがわからないのですが、
それを的確に表現してる記事が！
すごくよくわかるなぁ…（しみじみ
余裕がないとそもそも判断ができない
「死ぬほど辛いなら転職すればいい」
と一般論じゃ言われますが、
それができるなら自殺なんてしないわけですよ。
判断できる力、心の余裕が全くないんで、
正常な精神状態だとわかることがわからなくなるんです。
ここまでメンタルがやられてしまうのって、
簡単な問題じゃなくて、色々な原因がからみあってるから
めちゃくちゃ難しい。
例えば、
・風邪などの病気と違い、メンタル不調はよほどひどくならないと身体に出ないことがある
・育ててくれた「恩」などを売ってきて、転職＝裏切りと刷り込まされることがある
・途中で何かをやめること、逃げることはダメなことだと教えられた教育の弊害
・メンタル不調が着合いでどうにかなると思っている体育会系文化
…とまぁこんな感じで、
メンタル不調がひどくなる環境のフルコースなんです。
んで、このフルコースを作っているのは
働いた時間ではなく、一緒に働く「人」です。
とことん自己中で！！
だからこそ、
「まだ大丈夫かな」と思っているうちに判断しないと、
判断できなくなってからじゃ遅いんですよ。
大事なことは、自己中になることです。
いくら育ててもらった恩があれど、
あなたが人生で困難な場面を迎えた時、
助けてくれることはありません。
自分の身は自分で守ることが理想ですが、
「助けて！」と声をあげるだけでもいい。
声をあげるためには、上司への恩だとか、情が足かせになることもある。
ぼくも、ブラック企業を逃げ出せたのは
「このまま居続けたらおかしくなる」と判断できたから。
もう少し居て、判断できなくなるまでやられていたら、
どうなっていたかわかりません。。。
仕事も何もかもすべて放り出して逃げて、
本当によかったと今でも思ってます。
自己中というと、責任感が強い人は
余計抵抗があるかもしれないけど、
まず、自分自身を大切にできないと、
周りの人も大切にできないし、
社会に価値を生み出すこともできません。
だから、自己中くらいでちょうどいいんです。
最後に
メンタル問題って、何かしらがよくなれば、
そのまま好循環に入れることが多いし、
その反対に悪循環にも入りやすい。
メンタルが不調に陥ると、
壊れる前にどこかしらで
アラートをあげているものなので
（今回の電通の過労死でいえばTwitter）、
そのアラートを拾って助けてあげられる人を増やすことも大切。
そのためには、他者を気遣えたり、
助けることができる心の余裕が必要なんですよね。
ぼくも最近疲れ切ってしまうことが多かったので、
誰かに手を差し伸べられるよう、
心の余裕には気を付けたいなと改めて。
さて、それでは今回はこのへんでー！
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★逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
another lifeさんからの取材記事
★高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
STORYSに自伝書きました
