Rebirthink Official Site

これからの時代の居場所作りと自己実現へ

もっと気軽にリストラし、気軽に採用できる世の中になってほしい。

      2016/11/01


スポンサーリンク


どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

終身雇用派か、雇用を流動化させていく派かは、
ハッキリと意見分かれますね。。

ぼくは後者なので、意見を書いておきます。

年齢云々ではなく、成長する意思があるかどうか

この記事にあるように、40代以上をリストラして
20代の社員を採りたいっていうと、
世知辛い世の中だと言われますが、本当なんですかね。

現場で働く人たちが持続的に能力の向上に励めるのは、経営層を信頼する土壌が存在しているからこそ。仮に、現場に潜在能力があっても、雇用に不安があれば、それをやりきる意志を保つのは到底無理。

信頼してもらうためには、普段から努力して結果を出すことが大前提。
で、その上で企業が働く人を信頼するかどうか?って話になり、
そこでも信用されないなら、そういう企業はいる価値ないよねって思うんですよ。

自分が頑張って成果を出しても評価しないところに
居続けることって、誰も得しないじゃないですか。
むしろ転職したほうがいい案件なんで、リストラはむしろいいことでは。。

…とはいえ、そういう話ばかりでもないわけで、
単純に成果を出してないから信頼されてないってケースも多いはず。
さらに雇用まで保証してくれないと頑張れないっていうのは
虫がよすぎるよなぁ…。

外資とか、ベンチャーとか、雇用の保証なんてされてないですよ。
我々が目にする例でいうと、プロスポーツ選手だってそう。

雇用なんて保障されないからこそ、
自分でつかむために成果を出し、上昇志向を持ち続ける。

「会社のルールに違反しない限り、解雇されない」と確信できるからこそ、新しいことをやろうという気持ちも芽生えるし、もっと技術力を高めようと踏ん張る力が充電されるわけで、はなから裏切るようなことしていたら、タダ乗り社員を生み出すだけ。

これも先ほど書いたように、裏切るような会社なら
転職すればいいんですよ。
成果をあげることができて、かつポテンシャルもあるならば、
雇ってくれるところはあるはずで。

ルール違反以前に、仕事ができなくても給料をもらい続ける
ぬるま湯環境にいること自体が異常なのに。。。

リストラしやすい代わりに、採用しやすくする

企業が正社員として長期雇用したいのは、20代。40歳までの雇用は保証するが、そこから先は自己責任で……というのが基本的な考え方。同じ「長期雇用」でも、働く側と雇う側で、想定する期間の隔たりが存在するのだ。

20代、30代の社員たちも「いつか自分も……会社は信じられない」と不信を抱き、“タダ乗り社員”と化す。

ぼくも、某SIerにいた時、ソリティアやってるおっさん見ましたもん。
あぁ、現実にいるんだ、て。

40代からは自己責任っていうのは、
それだけ社会人生活してたら、受け身ではなく、
自発的にスキルアップし、成長し続けるノウハウぐらいあるでしょう
、という話。

成長する気もない、古いやり方や成功体験に固執して
時代から取り残されていく人は、そりゃ雇用は保証されないでしょー。。。

社員同士のリレーションシップの強化、仕事の知識・スキルの深化が促進される結果、「仕事の効率化」という大きな果実を期待できる。その延長線上で、顧客からの会社へのロイヤリティの向上も促される。

人の可能性を引き出すのは、「カネ」じゃない。互いの「信頼」があってこそ。企業側は「アナタは大切な人です」というメッセージを送り、働く人もそのメッセージに応えるべく奮闘する。

これも、成長し続けている組織限定のお話。
現実は、仕事ができなくて今の組織にしがみついている人が、
「結果的に」長期間雇用されているだけであり、
視野が狭いから時代の流れについていけないことがほとんど。
同じ釜の飯10年って、食中毒起きたら全員倒れますからね。。

リストラが人生詰んだみたいな言われ方するのって、
クビにされにくく、採用もされにくい社会だからであり、
採用されやすくする、もっといえば、
気軽にクビにできる代わりに、気軽に採用できるようにすれば、
自分に適切な居場所も見つけやすいと思うんですよね。。

7JBL5TC3S7.jpg

最後に

別にぼくは長期雇用を否定しているわけではないです。
雇用が流動化できる環境で、本人が適材適所として活躍し、
成長し続けた結果、長期雇用になるのと、
仕事できないし成長する気もない人を、雇用の保証だけを考えて
長期雇用になってしまうのは雲泥の差。

組織にしがみついた結果の長期雇用って
誰も幸せじゃないから、
もっと気軽にリストラし、気軽に採用できるようになれば
いいんじゃないかなと思うんです。

さて、それでは今回はこのへんでー!

---
お問い合わせはLINE公式アカウントへ。 友だち追加
メールの宛先は、
sakakiharaあっとまーくrebirthink.jpまで。

逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
another lifeさんからの取材記事

高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
STORYSに自伝書きました

 - ニュースキュレーション