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「過労死」が減らないのはなぜか

      2016/01/26


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「過労死」が減らないのはなぜか

この問題は根深い。
過労死って、大抵ストレスが大元だったりするんだけど、そこまでストレスが溜まる仕事なんてやめちゃえばいい、と言えば、一応解決する。

しかし、このような類の仕事というのは、大抵長時間だったり、変則的だったりする。
そしてストレスにより、仕事以外でキビキビとした行動が取れなくなる。
結果、よく言われる、「次のあてがないからやめれない」に達してしまう。

次のあてがないとやめれないのは、根本を辿ると、日本の教育に問題がある。

そもそも、命の危機を感じると、動物は逃げる。
それは、防衛本能として、うさぎにだって何にだって備わっている。

人間の場合、特に学校教育において、他者との和を乱さないこと、コツコツと努力すること、他人に迷惑をかけないこと、逃げ出さないこと…
などなど、社会で生きていく上で理にかなっていない教育をされている。

そうするとどうなるか?

たとえ自分に命に関わるような危険が迫っていても、

・ここでやめたら同僚に迷惑がかかる
・親、友人などの世間体が気になる
・プライドを捨てて誰かに頼れない

ということに繋がる。

こういうのって、何はともあれ、自分が一番大事っていうスタンスでいいんですよ。

実家がある人は、実家に帰ればいいじゃない。

実家がなかったり、諸事情で戻れない人は、友達の家に居候させてもらえばいい。

それすら無理なら、リバ邸とか、どこか駆け込めるところへ逃げればいい。

逃げることは悪いことでもなんでもない。

見ている方向を変えれば、逃げるということは、その人から見れば、前へ進んでいるということ。

根深いって冒頭に書いたのは、このような教育を受けて育ってきた大人たち、特に真面目な人たちにすごく当てはまるんだけど、他人に頼りにくくなってるんだよな。

他人に頼ることができれば、恥も外聞も捨てて、全力で放り出せばいい。
過労死なんて、勿体なすぎる。

でも、こういう考えって、一部のわかってる人だけだと、よほど強い意思がないと、周囲に流されて折れちゃうから、国全体として、こういう考えを持っている人を増やしていかないといけない。

それには、教育を変えることが最も近道。
だから俺は、このような、社会に出て行く上で、本当に必要なこと、知っておかないといけないことを、教育できる仕組みを既存の学校教育の場に入れ込むべく、事業をやることにしたんです。

人間は歴史から学ばないといけない。
こんな悲しい死を迎える人を少しでも減らさないと、何のための事故なのかわからなくなるから。

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逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
another lifeさんからの取材記事

高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
STORYSに自伝書きました

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