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自分が経験した苦労をなくさせることこそイノベーション

   


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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。

ちょっと前の記事ですが、
続投を表明した舛添都知事ブームに乗ってみる。

給付型、貸付型、どっちにもメリットデメリットあるので、
そういうのは専門家に任せるとして、
ぼくはそもそも論について書いてみます。

自分は過去に苦労したことで成長できた論

ぼくはこの考え方に懐疑的だったりします。

イノベーションの定義って、人や企業によっても
変わってくると思いますが、
ぼくにとってイノベーションとは
自分が経験した苦労をなくしてくれるもの
だと思うんです。

クックパッドのようなレシピサイトのおかげで
料理のバリエーションやメニューを覚える苦労から解放されたし、
楽天トラベルのような予約サイトのおかげで
旅行先で泊まれるホテルを探す苦労から解放されたし、
AmazonのようなECサイトのおかげで、
何かを買う時にわざわざ遠出する苦労から解放された。

スマートフォン、クラウドファンディング、フィンテック、
すべてにおいて、これまで苦労してきたことをなくしてくれるものなわけです。

世の中を便利にすることって、
イコール楽をすることであり、
仕事の効率化、自動化なんかも全部楽をするためです。

なので、過去にこんな苦労してきた!って話は、
それを元にイノベーティブな思考にする上では
大事なんですけど、
今の若い者たちも同じ苦労をするべきだ!というのは違うなー
と。

トップの意志が反映される

組織のトップの意志、意向って、
組織全体に浸透するからこそ、
同じ苦労をさせないために、
イノベーティブなことを取り組むマインドであって欲しいんですよ。

実現できる環境作りだったり、
取り組む人のバックアップや
邪魔をしないことが大事だし、
そのためにはトップのマインドが大事だと思ってます。

信憑性が高い今回の記事を読む限りは、

「俺と同じ苦労をして成長しようぜ論」
「楽をすると成長できない論」

のようなので、都政のトップとして
判断基準やスピードが大丈夫かなぁ、と
東京大好きっ子神奈川県民としては気になるわけです。

ちょっと余談ですが、
金の問題で進退問題にまで発展したからこそ思うのは、
選ぶ時って、どういう政策をやるとか、
どんな経歴かばかり見られるじゃないですか。

んでも、こうしたいざという時の対応だったり、政策を考える時
どういうマインドなのか、価値観なのかが大きいから、
そこがもっと見えるようにしたほうがいいと思うんですよね。

なんかこう、スペックや理想の家庭象で結婚相手を
決めたものの、いざという時のコミュニケーションや
何かを判断する時の価値観を一切無視したから、
○○さんはひどい!と言うようなもんじゃないか。。

Pen idea bulb paper

最後に

自分がしてきた苦労を次世代の人たちがしないことで、
自分の苦労そのものが意味がなかったかのように
錯覚する人がたまにいるんですが、
苦労した人がいたからこそ、それを解決する方法を考える機会ができ、
それに対するイノベーションが起きて、苦労しなくなったわけです。

つまり、もっとこうなったほうがいい、
こうなればいいのに、というものがないと
そもそもイノベーションなんて起こせないわけですね。

というわけで、自分がしてきた苦労はイノベーションを
作るために使い、次世代の人たちにはなるべく渡してはいけないよね、て話でした。

さて、それでは今回はこのへんでー!

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