なんでも無料にすればいいってもんじゃないですよ
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どーも、榊原(@ms_rebirthink)です。
昨日の舛添都知事の記事でも書いた、マインドが大事だという話。
Twitterで話題になってた以下の記事もまさにそう。
無料化って、ただの手段でしかないんですよ。
今日はそのことについて。
教育格差は教育が無料になれば解決するのか?
ぼくもこの記事と同じく、解決しないと思っている。
なぜなら、すでにほとんど無料だから。
iTunes Uとか、MOOCsとか、
世界中の専門的な授業が見れるし、
各学問を専門的に取り扱っているサイトだってたくさんあれば、
見識がある人の意見はブログやSNSで得られる。
そういうものが探せないなら、リクルートのスタディサプリでもいい。
これらはすべて、スマホとネットがあれば、
ほとんどが無料、もしくは月に1,000円以内で抑えられる。
そういう意味での格差だったら、昔のほうがはるかに大きかった。
どこかの場所にいかなければ学ぶことができなかったんだから。
にも関わらず、カネがある・ないによる教育格差が叫ばれ、
無償化や返済不要の奨学金の声が叫ばれるのはなぜなのか?
経済格差よりも、違うところに問題がありそう。
気にするべきはマインド格差!
要するに、日々の生活が追い風になるか逆風になるかの差がデカイのだ。これに比べれば、スタートラインの差など無いに等しい。
教育費を無料にした所で、大学に遊びに行くバカと、目標持った優秀な学生に二分されるだけ。
結局コレなんですよね。
学ぶ=学校 という時代ではないし、
様々なツール、仕組み、人を使うことが大事で、
そういう思考ができれば、
社会に出てからもずっと使えるスキルになります。
むしろ「無料で一方的に提供されるもの」を
学ぶことだと認識すると、
応用が利かなくなってかえって危険です。
ただ、この「学校以外でも学べる現実」を
公教育ではなかなか知る機会がないから問題なんですよね。
どこの家庭に生まれたか、
ようはスタート時点で差があるのはどうにかしないといけない。
ただ、それがイコール無償化なのか?と言われたら、ぼくは疑問。
最後に
これって会社でもそうで、
社外での勉強費用を全部会社負担にしたところで
みんなが活用するかといったら違う。
で、それを活用するような成長意欲がある人って
会社負担の仕組みがあろうがなかろうが
自分でがんがんやってくんですよね。
別に福利厚生を軽んじてるわけではなく、
目的が格差の是正なら、もっと違う視点もあるよ、という話でした。
さて、それでは今回はこのへんでー!
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★逃げることは悪いことじゃない。高校・大学両方を中退した僕が伝えたいこと。
another lifeさんからの取材記事
★高校も大学も中退し、就活もしていない波瀾万丈な人生を歩んだ私が、学校教育を変えたいと決意した話
STORYSに自伝書きました